市内被害額が1億円を超え、特殊詐欺対策は喫緊の課題であります。金融機関等との連携強化、固定電話対策、若年層への情報モラル教育、新たな啓発手法など被害防止に向けた取組について質問するとともに、市民への効果的な周知方法や今後の対策について求めました。
以下議会での私の発言内容です。(正式な議事録は、後日白岡市HPにアップされます。)

メディアでも最近、特殊詐欺やSNSを利用した投資詐欺、ロマンス詐欺など、様々な犯罪行為が連日のように報道されております。特殊詐欺は全国的に増加傾向にあり、その被害は高齢者だけでなく若年層にも広がっています。本市においても、市民の大切な財産や安全を守るため、被害の未然防止に向けた取組が重要です。

市としては、警察だけでなく「地域・金融機関・福祉・自治会」と連携した対策を求めます。

⑴市内の被害状況把握についてお聞きします。特殊詐欺の発生件数・被害額の推移・高齢者以外の世代への被害状況はどのようになっているのか伺います。

答弁

ただいまの答弁により、令和7年中の県内における特殊詐欺被害者数が1,799名に上ることが分かりました。大変深刻な状況であると受け止めております。私自身も最近、不審な電話を複数回受けておりますし、市民の方々や知人との会話の中でも、特殊詐欺やその予兆と思われる電話の話題を耳にする機会が増えております。

また、高齢者だけでなく、幅広い世代に被害が広がっている実態も明らかになりました。市内においても、把握されているだけで被害額は1億円を超え、年々増加傾向にあります。実際には、被害に遭ったことを周囲に知られたくない、家族に心配や迷惑をかけたくないとの思いから、被害を申告していないケースもあるのではないかと考えております。

このような状況を踏まえますと、特殊詐欺対策は喫緊の課題であり、被害を未然に防ぐための取組を一層強化していく必要があると考えます。それでは、次の質問に移ります。

⑵としまして市の啓発活動について伺います。防災無線、広報紙、LINEなどを活用した注意喚起の状況は。また、高齢者世帯への個別周知・自治会・民生委員・金融機関との連携状況を伺います。

答弁

再質問いたします。防災無線について様々な放送が流れていますが、どのような注意喚起の放送があったのか。また、答弁では「直接的な連携は行っていない」とのことですが、「特殊詐欺被害の多くは高齢者が占めております。高齢者と接する機会の多い民生委員や地域包括支援センター、金融機関との連携は被害防止に有効と考えます。
「直接連携していないのであれば、まずは金融機関や福祉関係機関との情報共有や協力体制を明文化した協定締結から始めるべきではないか。」伺います。

答弁


続いて⑶といたしまして固定電話対策としての、自動通話録音機や迷惑電話防止機器への補助制度はどのようになっているのでしょうかお聞きします。

答弁

固定電話対策としての自動通話録音機や迷惑電話防止機器への補助制度について、市では実施していないとの答弁でございました。令和7年の市内被害額は右肩上がりとなり今後も増加傾向にあります。市民の大切な財産が失われていることに大変強い危機感を持っております。例えば、蕨市では通話録音機能付き電話機の購入補助制度を実施しており、さいたま市では自動通話録音機の配布事業を行っております。

県内でも市町村により様々な対応をしています。今後の課題として認識頂きたいと思います。次の質問にはいります。

⑷としましてデジタル詐欺対策として若年層向けの情報教育の必要性についてどう考えるか伺います。

答弁

ただいまの答弁にもありましたように、情報モラル教育の充実は、子どもたちの命と未来を守るための教育として大変重要であり、喫緊の課題であると認識いたしました。また、特殊詐欺やデジタル犯罪から市民を守るためには、学校だけでなく、家庭、地域、警察をはじめとする関係機関との連携が必要不可欠であります。

子どもから高齢者まで、すべての市民が特殊詐欺やデジタル犯罪の被害に遭うことなく、安全・安心に暮らせるまちづくりを推進し、「詐欺被害ゼロ」を目指した、より良い白岡市の実現を願っています。

次の質問にはいります。(5)といたしまして特殊詐欺対策の新たな取組について、どう考えるか伺います。


答弁

「新たな取組としてチラシ配布やモニター活用を挙げられましたが、従来型の周知だけでは限界があるのではないか。より踏み込んだ対策を検討して頂きたい。特殊詐欺被害は依然として増加傾向にあります。市では防災行政無線や広報紙、LINE等による周知啓発に取り組まれていることは理解いたしましたが、一方で民生委員や金融機関との直接的な連携、固定電話対策への支援制度などについては、今後の検討課題であることも分かりました。

特殊詐欺は被害に遭ってからでは取り返しが難しく、市民の大切な財産や生活を脅かす重大な犯罪であります。

最後になりますが再質問させていただきます。この様な事が一般質問のなか明白になって来ました。市長の市民への思いと今後の対応についてお考えをお聞かせください。

答弁


市長の住民への思い承知しました。宜しくお願いします。今後は、白岡市において「特殊詐欺被害防止ネットワーク」などの新たな取組を検討し、行政、地域、金融機関、福祉関係者、教育機関などが一体となった「オール白岡」の体制づくりを進めていただきたいと考えます。警察との連携をさらにさらに深めるとともに、市独自の被害を未然に防ぐための取組を積極的に進めていただくことを要望いたします。

例えば、特殊詐欺被害防止対策の新たな啓発手法として、本市のマスコットキャラクター「シラオカメン」を活用した啓発動画を制作し、YouTube等の動画配信サービスで公開してはどうでしょうか。市役所や公民館、図書館、駅周辺施設などの公共施設において繰り返し放映することで、市民への注意喚起を継続的に行うことができます。さらに、YouTubeでの視聴回数の増加により、本市の取組を全国へ発信することも期待できます。加えて、埼玉県や国の関係機関へ情報提供し、先進的な特殊詐欺対策の事例として紹介・発信していただくことで、本市の防犯意識の高さを広く周知できると考えます。

市民が安心して暮らせるまちづくりに努めていただくことをお願いし、私の一般質問を終わります。