2023年11月23日(木)わんぱく商店街が開催されます。
子どもたちが商売を体験することにより、商売の仕組みと楽しさを理解するきっかけづくりとして白岡市商工会が主催し、長年にわたり継続してきたイベントの一つです。
私も飲食店の時には、進路学習の一環、職場体験スリーデイズでたくさんの中学生と共に仕事や意見交換をしたり、会社では和楽卒業後も社会で活躍の場を広げていく為に従業員の育成を大切にしてきました。
白岡市内外から多世代のスタッフが集まり共に働き、卒業していったスタッフの中には、夢である自分のお店を開店したスタッフも数名います。思えば、今となっては仕事の情報交換や経営、経済についての会話が多いことに驚くと同時に、誇らしい気持ちもあります。
この様な機会があり今までたくさんの学生と交流してきた中で、将来白岡で働きたい!と思う学生さんはごく少ない印象でした。
白岡市の経済は所得が市外から流入し、その所得からの支出も市街に多く流出している傾向にあります。
駅周辺の飲食店、小売店の廃業が続く中、市民の方からも昼間の食事処が少なく友人と交流できる場が少ないとの声を伺いました。そこで白岡市商工会に行き現状の把握をして来ました。
その中で特に気になったのは白岡市内各地に9団体ある商店会では、平成16年の加入店舗数は358店、現在は177店と半分以下にまで減っていた事です。
一方白岡市では、駅周辺の整備が約10年を計画期間とし進められていきます。
利便性、防災性、安全性の確保などを目的にこのようなハード面の事業が進んでいく中、商業の振興、商店街の整備などを目的に市では白岡市駅周辺空き店舗出店支援事業補助金の募集を行っています。未来を見据え、この様なソフト面での取り組みをより充実させ、積極的に進めていくべきだと思っています。
長くなりましたが、白岡が大きく変わる10年後20年後の未来を担う子どもたちが、わんぱく商店街で商売を学び、楽しみ、大きく成長する1日です。ステージイベントや、軽トラ市も同時開催されます。ぜひわんぱく商店街へ!
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わんぱく商店街と地域の未来
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