白岡駅東口線および白岡宮代線の整備工事も進む、市役所周辺も活性化に向けて考えていかなくてはいけません。そこで市役所周辺には様々な市の施設がある中、白岡市の課題の1つでもある農業について注目し、市が株主でもある有限会社しらおか味彩センターの活性化について質問します。以下 有限会社白岡味彩センターは、味彩センターと省略します。

3点目の (1)として過去5年間の味彩センターの売上げ及び経常利益はいくらか伺います。

~答弁~

今年度は前年比で増収増益となり、経常利益は今年度も順調と見える。第21期と第22期、損益計算書と事業報告書を、調べてみると、私が考えるには今年度はコロナ禍がようやく終息し、飲食部門が伸びた事により、カバーできた結果と見えます。
土日の味彩サンタ―を見ると、次から次へとお客様が入店する中、商品が品薄。いっとこ茶屋でも13時半ラストオーダー14時閉店、営業時間内に入っても、こちらも売れきればかり、お客様が帰っていく姿も見えました。売れるときに農産品や商品が足りない。販売のチャンスを見逃している。しかしここにいる行政の方が一番わかっていると思います。平日のランチでは1000円を超える値段どう思いますか。味彩センターはお客様の声に答えてないのです。

今後、利益剰余金を活用し20周年を迎えた味彩センターの活性化が市役所周辺の発展にもつながってくると考えます。私も商工会に加入し、特産品や地産地消などに力を入れていました。当時の事を思い出し、

(2)として、白岡味彩センターの出品手数料が15%から20%になった経緯、また、商品を納める業者の条件を伺います。

~答弁~

答弁から4期連続で経常損失が生じていました。では何期に渡り黒字なのでしょうか、どちらにしても、市が株主でもある味彩センターは、何のためのお店なのでしょうか。

味彩センターの基本方針には農業及び商業の活性化及び地産地消の拠点としての施設運営に努める、と事業計画に書かれています。味彩センターに利益がでても農業や商業の活性化に繋がっていきません。また、出荷者の範囲は、センターが特に認める者としていると答弁にもありましたが、管理する方が目的や方針をしっかり認識していないと、基本方針から離れていきます。
近隣の道の駅等を参考に、営業時間の見直しや出荷者のご意見、お客様目線にたった改善を求めます。

近年では、白岡市でも農業法人が参入し新たな可能性を秘めた展開が徐々に進んでいます。法人化するメリットとして、白岡市で農業を営む方が味彩センターで働き、生産から販売まで一括で管理できる、遊休農地の情報が早い、野菜に詳しい人材の確保ができる、後継者問題の解消に期待できます。働く側のメリットとしても、商品を納める売り上げ以外にも働く事ができ、収入を得られます。

そこで (3)として、今後を見据えて味彩センターの農業法人化を考えてみてはいかがか伺います。

~答弁~

答弁から、経営会議の早期設置に向けて取り組んでいるという話しでしたが、白岡市の農業、商業の連携が取れた経営会議が出来るよう期待します。
そして白岡市の発展につながる拠点になっていくのが本来の味彩センターの役目ではないでしょうか。今後も注視していきたいと思います。