昨年から 2 回目の継続した質問です。
近年、店舗廃業の増加により街路灯が消え、「暗い」「不安」といった地域の声が寄せられています。 これまで街路灯の維持管理は商店会会費を主な財源として行われてきましたが、現行の仕組みでは限界に来ていると感じております。

(1)商店会の各地域の状況ならびに商店会連合会の会員数及び街路灯の数はどのようなのか伺います。

【答弁】

現在、商店会街路灯は令和7年12月末時点で210基となっていますが、実際には廃業した店舗も増えており、本来であれば撤去したい街路灯も多数残ったままの状況です。

その理由は明確で、撤去費用を負担すると商店会の会費が不足してしまうため撤去できないという実情があります。

さらに来年度からは商店会の負担金増額も決定しており、残った会員への負担は一層重くなります。お配りした資料をごらんください。街路灯の電気料金、維持管理費はいずれも年々増加しています。設置から10年以上が経過し、老朽化による修繕やランプ交換が増えていることが主な要因です。

現在の仕組みとしては、市からの補助金が商工会に配分され街路灯組合を通じて商店会へ補助されています。また商工会からの補助額は令和7年度より20万円増額され120万円となっています。しかし実際の負担は依然として大きく移設費用は1基あたり16万5千円、撤去費用は7万円、ランプ交換でも2万6千円が必要です。

商店会街路灯は更新時期を迎え維持管理費は右肩上がりとなっており店舗数は減少している一方、街路灯の維持負担だけが増え続けているという構造的な課題が生じています。

このままでは地域の商店会だけに負担を押し付ける形となり、持続的な管理は困難です。

市として、撤去・集約・更新も含めた街路灯の在り方について、実態に即した支援策と、抜本的な見直しが必要と考えます。

(2)防犯・安全という公共性を踏まえ、防犯灯としての利活用を継続的に支援する考えはあるのか伺います。

【答弁】

答弁では、商店会としての街路灯は一定の役割を終え今後は暗くなる場所に対して、市の基準に合った防犯灯を新たに設置していくことが現実的であると執行部の回答ではお話されていましたが、最大の問題は、令和7年3月末をもって解散している大山商店会のケースです。

街路灯の撤去費用は1本あたり7万円であり、大山商店会の場合は16本で合計112万円にもなります。仮に一斉に街路灯の電気が消えれば地域住民からの不安の声が想定されます。

さらに、廃業する方が増える中で将来的には100件程度の会員で210基の街路灯を負担する構造となっていきます。中にはすでに廃業されていても地域のために負担を続けてくださっている方もおられますが、これは本来行政が担うべき役割ではないでしょうか。ここが大きな問題点です。

そこで再質問いたします。


商店会連合会をすでに脱退している団体について、市の補助を別枠として、街路灯撤去費用を計画的に予算へ組み込む考えはないでしょうか。暗くなってからでは遅く、防犯灯設置までにどれだけの期間を要するのかも含め行政の対応が問われていると考えます。

また現在、地域の商店会は合併も視野に入れながら進んでいますが、商店会活性化推進事業は十分に活用されていません。廃業者の増加により、イベント開催自体が困難な地域も増えています。単に予算を減らすのではなくこうした実情を踏まえ街路灯対策もふくめてあらためて予算編成を見直すべきと考えます。

市の考えをお伺いします。

【答弁】

大山地域ではすでに商店会は解散され、残りの商店会費が無くなれば今後暗くなっていきます

(3)今後について、市はどう捉えていくのか、お伺いします

大山地区の商店会だけでも街路灯は16本あります。ほかの商店会にも同様のケースが多数あると認識しています。

今後円滑に進めていくためには、行政区長をはじめとする地域の皆さんと丁寧に話し合いながら、行政主体のもと地域自治体や商工会が連携し、廃業された方々とも協力して進めていくことが重要だと考えます。

そして暗くなる場所については、防犯灯の設置などにより地域の安全が確保されるよう今後スムーズに進んでいくことを強く願っています。

また、令和6年6月10日の「市長への手紙」では、車の盗難や空き巣被害が多発していること、白岡市には防犯カメラが少なく住民の皆さんが大きな不安を感じていることが訴えられています。

高齢者世帯も多く、防犯面での心配は深刻です。子育て世代からも事故や事件を心配して迎えに行っているという声が寄せられています。

これに対する市の回答では、犯罪抑止に効果的な設置場所の調査を行い、警察と連携しながら、先進事例を参考に防犯カメラ設置を検討していく、とのことでした。

ぜひ、撤去される商店会街路灯の地域については、防犯カメラや防犯灯の設置なども検討し、地域の安全対策をより一層強化し進めていただきたいと思います。

私がこの場所でお話する事は、現在の商店会連合会の実情を踏まえ、悩み相談を受けたものです。廃業された店舗も増える中、予算がない実情も分かります。しかしながら暗くなってから事件が起こってからでは遅い。事前調査なども考えて頂き、地域の皆さんと円滑にいきますよう早い対応をお願い致します。