近年、夏の暑さはこれまでとは明らかに状況が変わってきていると感じています。猛暑に加えまとまった雨が降ることによって、道路や歩道の雑草が非常に早いスピードで伸びています。私自身市内を回っていますと道路脇や歩道などで草がかなり伸びている場所を目にすることがあります。
市民の皆様からも「歩道に草が出ていて歩きにくい」「交差点の草が伸びて車や自転車が見えにくい」「道路標識が草で見えづらくなっている」といった声をいただくことがあります。
特に交差点や通学路などでは、草が伸びることによって見通しが悪くなれば、交通事故につながる可能性もあります。子どもたちの通学、高齢者の歩行、自転車や自動車の安全を考えても道路周辺の適切な維持管理は大変重要であります。
一方で、今回もう一つ取り上げたいのが実際に除草作業や道路の維持管理を行っている職員の皆さんの安全です。私は市内を回っている中で、真夏の厳しい暑さの中でも市の職員の皆さんが道路脇などで除草や道路維持の作業をしている姿を見かけます。道路や歩道を適切に維持管理するためには、こうした現場での作業は欠かすことができません。しかし、近年の夏は35度を超えるような猛暑となる日もあり、炎天下で草刈り機などを使用する作業は、身体への負担も大きいものと考えます。
市民の安全を守るための道路管理とその仕事を担う職員の安全。この二つを両立させていくことがこれからますます重要になると考えています。
そこで
(1)として道路の除草について、市では、どのような基準や優先順位で実施しているのか伺います。
行政区の区長さんからも、「以前より対応が早くなった」といった話を伺うことがありました。市民から寄せられた声に対し、職員が実際に現場を確認し迅速に対応されていることは大変ありがたいことだと感じています。一方で、それだけ道路や除草に関する市民からの要望も多く寄せられているのではないかと思います。そこで伺います。
(2)として市民から寄せられる除草に関する要望・苦情は年間どの程度ありどう対応しているのか伺います。
続いて(3)として厳しい暑さや雨の影響により雑草の生育が早まる中、除草の時期や回数の見直し、民間委託や地域との連携など、今後の除草管理・除草体制の強化についてどう捉えているか伺います。
答弁にもありましたが、前年度と比較して一部ではあるものの除草回数を増やすことができたとのことでした。市としても改善に取り組まれており、少しずつ良い方向に向かっているものと受け止めています。
それではここで少し視点を変えて、実際に除草作業や道路維持を担っている職員の皆さんの安全対策について伺います。
(4) として道路や公園など屋外で作業を行う職員に対し、熱中症対策をどのように実施しているのか伺います。
冒頭にも申し上げましたが、今年の夏もテレビなどで各地の気温が40度近くまで上昇したと報道されるなど、これまでとは明らかに暑さの状況が変わってきていると感じています。こうした中、屋外で作業する企業や農家などでは、比較的涼しい時間帯に作業を行うなど、暑さを避けるための様々な工夫がされています。
一方、市の職員の場合は決められた勤務時間や市民対応もあり、屋外作業の時間を自由にずらすことはなかなか難しい面もあるのではないかと思います。
市民からの要望に応えるためには、暑い時期であっても現場で除草作業を行わなければならない場合もあると思います。だからこそ私は、作業する時間帯の工夫とともに、現場で働く職員の安全を守るための「装備」も重要だと考えます。
次に(5) として現在、市が職員に貸与している作業服はどのような仕様となっているのか伺います。
事故防止の観点から、作業時に必要な装備品の着用を徹底することも重要だと考えます。こうした安全対策も含め、職員が安心して作業できる環境づくりについて伺います。
(6)として屋外作業を行う職員の安全確保のため、空調服や遮熱性能・冷却性能を備えた作業服など、より機能性の高い装備を導入する考えはあるのか伺います。
埼玉県では「彩の国ロードサポート制度」として、町内会や地域住民、学校、企業などが、県と協力して道路の清掃や除草などを行う取組がすでに実施されています。
白岡市でも、防犯パトロールをはじめ、地域の皆さんが地域の安全を守るために様々な活動をされています。今後、厳しい財政運営も想定される中、道路の維持管理についても行政だけで抱えるのではなく、こうした県の制度も参考にしながら、地域と行政が無理のない範囲で協力できる仕組みをさらに広げていくことが大切だと考えます。もちろん、地域に負担を押しつけるということではありません。
行政が担うべきところは行政が担い、地域で協力できるところは地域の力をお借りする。そして、草が大きく伸びて多くの費用や労力が必要になる前に、早めに対応する。「市民の安全」「職員の安全」、そして「地域と行政の連携」。この三つを大切にしながら、持続可能な道路維持管理を進めていただくことをお願いし私の質問を終わります。
