近日、連続放火事件が発生しました。8月6日(火)の朝1番で、埼玉東部消防組合議会議員である私のもとへも白岡消防署の方が直接いらっしゃり、ここまでの情報共有と注意喚起、そして現在のパトロールの方法についてのお話を頂きました。
警察署や消防署、また消防団の方々が連携しご尽力いただいたおかげで、放火容疑の疑いで逮捕に至りましたが、特に近隣住民の方の中には不安で眠れない方もいらっしゃいましたし、何より被害に遭われた方を思うと、本当に胸が痛みます。
家事になった時の対応については、以前投稿しましたが、今回は放火対策について注意喚起したいと思います。
令和元年の出火原因です。
出火原因別にみるとたばこが3,581件と最も多いですが、放火と放火疑いを1つにするとたばこの件数を大きく上回ってきます。
放火の被害を受けやすい物件の特徴として、
☆人目につきにくい場所への侵入が容易
☆一見して燃えやすそうな造りの住宅
☆空き家
が挙げられます。
放火されない、放火させない、また放火されても大事に至らない環境づくりが重要です。
以下、東京消防庁の防火対策について引用します。
「みんなで築こう放火されないまちづくり」
1.家のまわりはいつも整理整頓し、段ボールなどの燃えやすいものは置かないようにしましょう。また、共同住宅の廊下、階段などの共用部分には物を置かないようにしましょう。※放火されやすい環境を作らないようにしましょう。 | |
2.物置や車庫などは、外部から簡単に進入できないように、必ずカギをかけておきましょう。※空き巣防止のためにも重要なことですね。 | |
3.消火器、三角消火バケツや住宅用火災警報器などを備えましょう。※自宅の防火対策のためにも重要なことですね。 | |
4.車やオートバイのボディカバーは防炎製品を使いましょう。※防炎製品は、万一、火源に接しても燃え広がりにくく、火災の拡大を防止する効果があります。 | |
5.ごみは、決められた日の朝に出しましょう。※燃えやすいものを置いておくと、放火魔の思うツボです。 また、共同のごみ捨て場の場合、地域の方に迷惑がかかってしまいます。 中央区のごみの日はこちら(中央区ホームページ) | |
6.家のまわりは、外灯などをつけ、明るくしましょう。※放火魔は、留守のときや、暗闇で見つかりにくい場所を狙います。 | |
7.外出するときは、隣人に一声かけていきましょう。※普段から隣人とコミュニケーションを図っていると、防火防災対策に役立ちます。また、不審者等から家を守ることにもつながります。 | |
8.地域ぐるみ、まちぐるみで放火防止に取り組みましょう。※いざというときは、隣人の方々と協力して防火防災対策に取り組むことが大切です。防火防災に強いまちというのは、地域ぐるみ、まちぐるみで積極的なコミュニケーションが図られています。 |